オンラインでの支援の様子
まちまちスタッフの山縣です。
6月から、デイに来所しての支援も再開をしました。久しぶりのデイに少し緊張した様子のお友達も多いですが、すぐに以前のように元気に遊んだり、勉強したり、デイで過ごす時間を満喫してくれていました。
まちまちでは緊急事態宣言中も、ZOOMを用いて、オンライン上でのSSTクラブを継続してきました。初めての取り組みでしたが、日ごろからデイで実施している方法を活用しながら、なるべく子ども達にも戸惑いが少なくなるようにスタッフで話し合いを重ねながら実施しました。
まずはスタッフと1対1で使い方や、オンラインでSSTをする感覚に慣れてもらい、その後少しずつ人数を増やし、小集団での活動まで繋げました。
資料はパワーポイントで提示しながら、クイズや話し合いに取り組みました。SSTを頑張ったあとは、フリートークでそれぞれ近況報告や家で楽しんでいることなど自由にお話します。
スケジュールもしっかり提示をします。
電車好きチームには、電車に乗ってお出かけができる日を楽しみに、電車のマナークイズを。
好きなものを発表したり、「こんなときはどうしたらいいかな?」と意見を出し合って討論をしたり。
オンライン上だからこそ起こること(声が重なってしまう等)も約束を決めたり、どうしたらいいかを話し合う機会に活かしながら学びました。
・人が話しているときは静かに聞こう、
・途中で意見があるときは手を挙げたり「いま話していいですか?」と聞こう、
・トイレや水分補給に行くときは声をかけよう
等、直接会えないからこそ、いつもより大切なマナーやルールも毎回確認しました。
ZOOMは前日に時間を約束し、その時間になったら自らルームに入るという決まりです。
時計を意識したり、タイマーをセットしたり、時間を守る良い練習にもなりました。
どうしてもつながらないとき、自分の携帯からデイに連絡をしたり、家からお母さんに電話をして、解決できた子もいます。
「分からないときは聞いたらいい」「聞く時の方法は・・・」と繰り返し練習をしてきましたが、今回はスタッフの予想をはるかに超える、みんなのスキルの高さに何度も驚かされました。
そして、5月の最後にはオンライン上ですが月末恒例おやつパーティ―を実施しました。
各ご家庭で好きなおやつを準備していただき、当日はスタッフもおやつを食べながら楽しくお話をしました。
みんな好きなおやつとジュースをたくさん準備して参加してくれました。
開始時には手洗いからスタートしました。
こうゆうお菓子が好きなんか~、とスタッフも知らなかった一面がみれたお友達も。
途中に休憩も入れながら、1時間楽しく過ごしました。
お出かけできるようになったらあそこに行きたいね、あんなことしたいね、とこれからの前向きな話をたくさんしながら、時には新学期への不安も聞きながら。
子ども達と一緒にスタッフも少しずつ新しい暮らしに慣れながら、みんな揃って集まれる日を楽しみにしながら、もうしばらく、オンラインでの支援も継続していきます。
くさかのお家、まちまちでは保育士、運転手のパートスタッフを募集しています。
私達と一緒に子どもたちの療育のお手伝いをして頂ける方、興味がある方はお気軽にお問合せ下さい。
児童デイサービス くさかのお家
東大阪市日下町3-6-37
電話 072-920-7282
担当 田尾 朝野
児童発達支援 放課後等デイサービス まちまち
東大阪市東山町1-8ネイティブプレイス東山2階
TEL 072-982-2877
担当 直川 對馬