お弁当箱洗い

洗い物支援

まちまちスタッフの山縣です。

学校がお休みの日、朝から来ている子はお弁当の持参や買い出しをして、まちまちで昼食をとります。

お昼ご飯の後のお弁当箱洗いが習慣になっている子がいます。食べ終わると自ら台所に立ち、洗って水を拭き取り、お弁当バッグに入れて持ち帰ります。

大きな枠で見ると、洗う、拭く、持ち帰るという流れはできているのですが…スポンジにつける洗剤の量、拭き取りに使う紙の量がとても多くなってしまいます。
「だいたい」「適量」という目に見えないものは調整するのが難しいものです。
使ったスポンジなどもそのままシンクに置いてありました。
スタッフが声かけすることもできるのですが、「1人でやりたい」というのも彼にとって大切な気持ち、活動に向かうきっかけです。
その気持ちを大切にしながら、支援できないかなぁと考えていました。
日々の様子などからどんな方法がいいかを検討し、
1つの枠に1つの道具、左から右に順番に進む、一回で使う量だけ置いておく。
そんなケースを作りました。
大好きなミニオンも1つの場所にひとつずつ。

実際に使ってもらうと、スポンジを濡らし、一回分の洗剤をつけて洗うことができました。
洗い終えたら拭き取りをして、お弁当バッグに入れます。使った道具は元の場所に戻すと自然ときれいに片付きます。
1つの場所に使うものが固まって置いてあるので分かりやすく、スタッフの声かけなく、いつもよりもスムーズにお弁当箱洗いが完了しました。
こっそり見ていたスタッフも小さくガッツポーズ

日を変えて、他のスタッフにも活動を見てもらい、その時の様子や感じたことなどを聞き取りしながら、より良い支援が出来るようにこれからも必要に応じてアップデートしていきます。

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