手順書を活用した活動
まちまちスタッフの山縣です。
今日は手順書を使った工作の様子をお伝えします。
何となくの説明やいつも変わる環境では、見通しが持ちにくく、安心して活動しにくくなります。
いまから作るもの、いつ作るか、どこで作るか(なるべくいつも同じ場所)、刺激が少なく集中できる場所であること
をしっかりと示した上で、手順書も重要なツールになります。
1つずつ写真付きで説明があり、めくりながら作っていきます。
今作っているものと同じ向き、同じ色の物が写っているので、見てわかりやすくなっています。
言葉だけの説明や、曖昧な表現、たくさんの情報がある状況では、自分で活動を進めていくことが苦手な子も、必要な情報だけが、はっきりと記載されている手順書があれば、どんどん進めていくことができます。
シンプルな工程と分かりやすい手順書があるということを、毎回の活動を通して経験してもらうことで、活動にも継続して参加できるようになりました。完成した作品を持って写真を撮ったり、お家に持って帰ったりしています。
手順書は、活動内容や誰が使うかに合わせて変更しています。
1つの活動から少しずつ他の場面での手順書の活用につなげ、自信を持って出来る活動が広がるように支援しています。
出来上がりは、お家に飾って楽しんでおられます♪
(保護者の方に同意を得て投稿させていただいております。)